鉄道会社の駅員バイト体験談

私は大学時代に関西の私鉄で駅員のバイトをしていました。

大学1年のころからはじめて、大学4回生の前期あたりまでやっていたので、大学時代のほとんどお世話になっていました。

当時は自分が鉄道会社で駅員のバイトをしていることにそれほど違和感はありませんでしたが、今考えるとなかなか貴重な経験をしたなと思っています。

そして鉄道会社での駅員のアルバイトであっても、これから鉄道会社で働きたいと思っている人の参考になる部分があるのではないかと考え今回記事にすることにしました。

これから鉄道会社を目指す人の参考になれば幸いです。

なぜ鉄道会社で駅員のバイトをすることになったのか

一言でいうと「駅で求人ポスターを出してたから」これだけですwww。

当時、大学に入ったばかりで固定のバイトを探してはいたのですがなぜか連戦連敗。不採用の嵐。

固定のバイトを見付けるまでの間の日銭稼ぎに、日雇い派遣のバイトで消耗していた時期でした。

引っ越しやら倉庫内軽作業やらで汗だくになってふらふらしながら日給5000円程度をもらっていた時期に駅員のバイトを見付けたのです。

たまたまその日雇い派遣のバイトでとある私鉄を初めて利用した時に、駅員のバイト募集のポスターを見付けたのです。

このポスターを見たときは本当に駅員のバイトの仕事があるとはつゆほどにも思わず「駅の清掃でもするのかな」としか思っていませんでした。

しかし、このバイトが結果として日雇い派遣のバイト地獄から救ってくれました。

面接を担当してくれた社員の人柄がとても良かったというのもあるのですが、それまで何十社もバイトに応募しても不採用の嵐だったのが嘘のように採用されました。

こうして私の駅員バイトの日々が始まりました。

※駅員の仕事募集がどのように行われているのか詳しいことはこの記事も参考にしてください。

どんな仕事をしていた?

鉄道会社によって駅員のバイトといっても仕事は違うと思います。

私がいた私鉄でも配属される駅によって仕事であったり勤務シフトはバラバラでした。

とりあえず私がやっていた仕事を紹介します。

・朝夕のホームに立って扉を閉めるお手伝い

駅員というと朝の通勤ラッシュ時に電車にお客さんを押し込んでいるイメージがあるかと思いますがあれと似たようなことをしていました。普段の日常業務といえばこれです。

まあ私がいたところは人をぎゅうぎゅうに押し込むほどの混雑ではありませんでしたが。

具体的には階段近くに立ってお客さんがある程度乗り降りが終わったなと思うタイミングで腕を上げて、車掌さんに扉を閉めてもいいというサインを送るという仕事です。

とはいえ自分が乗り降りが終わったなと思うタイミングで腕を上げてサインを送った後も駆け込み乗車は結構あったのでそこで扉を抑えて乗せるか、あるいはストップをかけて扉を閉めるかを一瞬で判断するのが難しかったですね。

・忘れ物の管理

今考えるとこれバイトがやってて良かったのか?と思うのですが、忘れ物の管理もバイトがしていました。

具体的には忘れ物を見付けたり届けられたときに忘れ物につけるタグがあるのですが、それを記入してくくりつけたり、持ち主が見つかったら引き渡しの手続きをしたりしていました。

雨の日の傘であったり冬の手袋やマフラーの忘れ物の多さには閉口しました。本人からすればあ、忘れたと思う程度でしょうがそれが積もるとえげつないことになることは普段鉄道を利用する人は知っておいてほしいところです。

また忘れ物の種類はホントにいろいろあって驚くことばかりでしたね。こんなものを忘れるのかと。

財布のような忘れたらかなり慌てるようなものだけでなく、高そうな立派な楽器、料理人の包丁セット、大学寮の先輩の財布wwwというのもありましたね。

また忘れ物の手続きだけでなく他駅やお客さんから依頼を受けて車内を探す仕事もありました。

それにしてもこれは駅員あるあるなんですが、忘れ物対応ってホント報われない仕事なんですよ。

忘れ物が見つかったら当たり前みたいな顔してろくに感謝の言葉も言われませんし、見つからなかったらそれこそ修羅場です。

私は忘れ物が見つからなかったことに逆切れされて2時間ほどお客さんにイチャモンつけられたことがありますから。

ほんと忘れ物の対応ってのは駅員の仕事では一、二を争うくらいクソ業務ですね。

・年末年始の終夜運転に付き合う

世の中の多くの企業はそこそこブラック企業でお盆休みもないようなところでも年末年始はきっちり休みますよね。

しかし鉄道会社は1年365日休みがありません。

年末年始も当たり前のように電車は運行しています。

とくに12月31日から1月1日にかけてはJRも大手私鉄も、終電がなく一晩中電車を走らせる「終夜運転」というものがあります。

電車が終夜運転するので、それにバイトも付き合っていました。つまり一晩中ホームで仕事していました。

一見するときつそうなイメージですが、私にとってはこの終夜運転のシフトに入るのは毎年の楽しみでしたね。

普段の勤務に比べて時給が上がること、年末ということでそばどん兵衛とみかんがもらえたことが良かったですね。

朝の4時台が電車も人も一番少ないですし眠くなるのですが、それを超えたらあっという間でした。

終夜運転の仕事明けには初日の出を見てから帰宅するというのが一連の流れでした。

バイトから正社員に上がる人はいた?

他社はどうか知りませんが、私がいた私鉄ではバイトから正社員に昇格する制度はありませんでした。

バイトでいくら長くやっていても、就活で新卒採用試験を他の人と一緒に受ける形ですね。

実際、バイトから正社員に直接昇格した人は一人もいませんでした。

ただ、多かったのは学生バイト⇒契約社員として入社⇒正社員試験に合格して晴れて正社員というパターンですね。

その際は多少なりとも学生バイトしていたことがプラスの要素にはなるようです。

鉄道会社で仕事したいならバイトから始めるのは大いにアリですよ。

鉄道会社で駅員、乗務員の仕事をすることを目指している人は、まずは気軽に駅員のバイトからチャレンジするのは大いに経験として役に立つのではないかと思いますね。

バイトなので責任もそれほどありませんし、私がやってみて思ったのが結構バイトとしてはホワイトなほうだという印象ですね。働いている人もいい人多かったですし。

それでいて鉄道会社の仕事というものをお金をもらいながら体験できるのでおススメです。

駅員のバイトは求人誌や求人サイトではほとんど取り扱われていないので、駅にあるポスターを探していくとさりげなく募集しているのを見付けることができます。

まずはバイトでやってみてそれで気に入ったら本格的に鉄道会社で働くことを目指すのもいいですし、向いていないかもと思えば別の道を模索すればいいだけです。

そういうわけで鉄道会社を目指している人には駅員のバイトをするのがおススメだという話でした。



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